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"日本スペリア社、中国・蘇州工場を移転し大幅増強" プリント メール

中国の需要復活を機にアジアの生産体制を強化

日本スペリア社は中国での生産力を大幅に増強するため、100%子会社である蘇州工場を現在より大規模な施設に移転します。社名も「日秀焊品(蘇州)有限公司」から、他の海外子会社に合わせて「斯倍利亜焊品(蘇州)有限公司 」に変更します。事務所の移転と社名変更は8月31日に完了、工場の移転、設備類の整備は現在進行中で、11月に完了予定。同月に記念セレモニーを開催する予定です。

新工場の所在地は、現工場と同じ江苏省苏州工业园の工業団地ビル(写真)。工場部分はビル1階フロア約1900㎡を全面使用し、事務所部分は2階に入居します。延べ床面積は約2000㎡で現在の約10倍。従業員も約3倍の60人に増員し、生産能力は5倍の月産約50トンにアップする見込みです。資本金は約2000万円に約8000万円を増資し、約1億円にしました。
製造品目は棒はんだ、ソルダペースト、やに入りはんだを予定。主に中国国内の日系電機メーカーに向けた製品を生産します。現在の中国市場での売上高は2009年で約17億円ですが、2013年には新工場での増産分も含めて約50億円を目指します。

昨年秋の金融危機から、世界の家電や電子機器の生産台数は激減しました。そのあおりを受け、日本スペリア社の鉛フリーはんだ「SN100C」の販売量も減少しました。しかし中国国内の需要回復は予想外に早く、今年7月頃から「SN100C」の販売量も順調に回復。日本国内、マレーシア、蘇州の日本スペリア社グループ工場とOEMによる現生産体制では、逆に追いつかない状況にさえなってきました。そこで日本スペリア社は中国市場の将来性も見据え、この機会に蘇州工場をテコ入れし、成長著しいアジアでの生産体制を強化することにしました。
また今回の増強は、中国国内の需要に対し製造から配送まで全てを同国内で行う「自己完結型」の供給体制を確立し、国境をまたがないスピーディーな物流で、原材料費や為替の変動による貿易リスクを低減する狙いもあります。
日本スペリア社では今後、製造と物流のみならず、分析などサービス面でもグローバルな体制を確立し、顧客満足度の一層の向上を目指していきます。

中国の日本スペリア(蘇州)、社名と住所変更のお知らせはこちら
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